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朝が来ました。
いよいよダンスパーティー当日。
いちごちゃんはちょっぴり暗い気持ちでお店に入ってびっくり!!
そこには可愛い、いちご模様のドレスが飾ってあるじゃあ、ありませんか。
「一体、誰が?」
すると、タマが「にや〜ん」と来て、皆を指しました。
「皆、ありがとう。ありがとう。」
いちごちゃんは、何度もお礼を言いながら、涙が溢れてきました。
「にゃ〜ん。さっそく着てみて〜。」
タマに催促されて、ドレスをきてみました。
鏡の前に立ってみて、くるくる回ったり,ポーズをつけたりしてみました。
そして、大事そうに帽子をかぶると、そこへ、いちごちゃんの彼が迎えにきました。
彼がお店のドアを開けると、いちごちゃんが朝日に輝いていました。
「きれいだ〜。」
彼がぼ〜と見とれました。
リボンちゃんとボタンちゃんがウインクしました。
ヤッタネ