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「これに乗って、空から捜しましょう。」
皆がワーと乗り込むと、かぶとがゆっくり飛びました。
町が、川が、米つぶのように小さくなります。
その光景にわくわくしながら見とれていると、かぶとがぐらっと揺れました。
なんと、『きらら397』がやっぱりかぶとに乗って追いかけてきたのです。
またまたピストルで狙いをつけて、ば〜〜〜〜ん!!
「ワー、キャー」と皆大騒ぎ。
「かごの端につかまって〜〜〜。」
『コシヒカリ様』が皆に呼びかけます。
でも、あんまり揺れるので、『コシヒカリ様』が尻餅をついてしまいました。
そこへ間一髪、『コシヒカリ様』の頭上すれすれに弾がかすり、かごの紐にあたってしまいました。
かごは見事墜落。
皆もかごから外に放り出されて、下まで真っ逆さまに落ちていきました。
た。
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