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『バ〜ン!!』
くっちゃんが、雲の上でくらげさんや、星さんと遊んでいると、突然大きな音がしました。
ビックリして、音のした方を見ると、なんと気球の風船が割れたのです。
くっちゃんは、ショックでしばらくかたまってしました。
すると、くらげさんや天使が、なにやら上を見て指さしています。
くっちゃんも上を見ると、大きな鳥のくちばしに、黄色い風船がくっついています。
くっちゃんは、くじらさんの背中に乗ると、鳥さんのしっぽに噛みつきました。
鳥さんは、「ぎゃ〜」と叫んで逃げて行きました。
イラスト くす
でも、くっちゃんは帰ることができなくなってしまい、がっかりしていました。
すると、仲良くなった天使がやさしくほほえみます。
「大丈夫。良い考えがあるから、そんなに泣かないで。」
くじらさんも、なぐさめてくれました。
またまた潮をぶわ〜って吹いて、虹をかけてくれます。
くっちゃんは、少し元気が出ました。
そろそろ、夕暮れがせまって来ました。
天使がピューと口笛を吹くと、彼方から黄色い鳥が飛んで来ました。
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