NO3. 山道と若葉マーク
まったく、本当に初心者は恐い。何が恐いって、危険がさっぱり判らず、突っ走ってしまう。
これは、私だけじゃないはず。皆さん、身近に若葉マークの人がいたら、その怖さをよ〜〜〜く聞かせましょうね。
さて、今回はまだまだ新米の私が、初めて白山に行ったときの話です。
このころ、私は野鳥の会に入ってて、人に頼らず自分でどこでも行けるのがうれしい。で、夏に白山のふもとの温泉で1泊しましょう。と言われ、7つ年下の従弟を連れて勇んで出かけた。
といっても、従弟の都合もあって、最終日だけ、行くことにした。
そして、鶴来の町までは順調に行ったが、いざ、温泉の入り口に入ったら道は急変して、車幅ぎりぎりのジャリ道になっていた。それでも恐る恐る入って行き、(途中、登り坂になったら、先が見えず空に突っ込むように感じた。)従弟もとても恐かったらしく、黙って外をのぞきこんでいた。「そっち、どお?」と聞くと、「すぐ脇が崖でよく見えん。ロープもないし、落ちたら終わりや〜。」と、かすれかすれの返事。
ひょえ〜〜〜〜、こっわいよ〜〜〜〜。と思っても、Uターンもできないし、とにかく進むしかない。従弟も「見ると恐いけど見んかったら、もっと恐い。」と真っ青な顔して外をみてた。
やっと、少し、広い河原のようなところに出たので、一息ついていたら、反対側から来た車の人に「クマにきぃつけ〜や〜。」と言われ、またまたびっくり!!しかも、対向車なんて他の道だったら、ど〜なってたか。従弟と「ど〜する?}と相談したけど、ここまで来たし、帰りも二人だけは恐い。ということになって、とりあえず、現地に向かった。
やっと着いた時には、心底ホットした。野鳥の会の人達もビックリしてた。運転歴ある人でも躊躇して、何人かで便乗したという。やっぱりこの道は誰でも走れる道じゃなかったぁ〜〜と、またまたガックリ。その後、二度と従弟が私の助手席に座らなかったのは、言うまでもない。
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