No.11 車の最期
 
 
 あれは忘れもしない、2001年3月だった。
前々から、車が悲鳴をあげていたが、それこそ寝る暇もなく忙しい時で、その日も朝から旦那と手分けして、所沢の学校を何十校も回らなければならず、一応、「車が変な音がするんだけど・・・」と旦那に言ったが、やっぱり忙しいので「とにかく回れ。エンジンが止まることはないんだから。」ということでとにかく走った。

 確かに、過去にオイルがもれてエンジンを焼いたときとも音が違うし、とにかく午前中に回らなければならなったので、無理を承知で走らせてしまった。
 所沢は時には崖っぷちに学校があり、怖々走ったときもあったが、とにかく無事、ノルマをはたして、くたくたになりながら、帰路にむかった。
 途中、いよいよ車のエンジン音がおかしくなり、一旦止まったけど、行ける所まで行こうと、再び走り始めたが、ギアが入らなくなった。


 いつも迷惑をかけている自動車屋さんに来て貰い、牽引してもらったが、
原因はクラッチ版がバラバラになってるという。
「よく今まで走ってたね。」と言われ、あの崖を思い出し、ぞっとしました。もしもあそこで止まってたら・・・」と。


 これで、とりあえず車の話は終わりです。
なぜなら、ここで私はなんと、新車にかわったからです。
それにしても、こんなに車一つにエピソードがあるのは、たまたま車と相性が悪いのか、私のキャラがそ〜させてるんだろうか・・・と考えちゃいます。
ともあれ、つたない文を今まで読んでくださってありがとうございます。
これからも、他のページをお楽しみください。

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