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「あ〜すっきりした。」 あかねちゃんは、にこにこしながらいいました。 「本当にありがとうございます。あかねさんのおかげで、また静かに過ごせます。」 と、見た事のないねこがやってきて、言いました。 「あなたはだれ?」 「私の名前は”ミケ”といいます。あかねさんに感謝の気持ち として、このリボンを差し上げます。」 と言って、ピンクのリボンを差し出しました。 「ところでタマ、どうやって帰るの?」 「目をつぶれば、大丈夫です。」 あかねちゃんは、言われた通りに目をつぶりました。 「あれ?こたつの中だ〜。」 あかねちゃんは、(な〜んだ。夢だったのか〜)と思いましたが、ふと手に何か握っていたので、開いてみると、そこにはピンクのリボンがありました。 おしまい |